桃太郎の考察
エゾ=エミシです!
みなさん、桃太郎って知ってますよね?
日本男児であれば仮面ライダーとウルトラマンの区別がつく前の幼少期にアホほど触れる物語です。
「男児には桃太郎を読ませておけ」「困ったときの桃太郎」という諺とかあったら良いのになぁ~と思うくらいに、親の鉄板ストーリーだと思います。
そこでこの桃太郎、大人になった今、改めて妄想を膨らませてみたいと思います。
桃太郎を句点を使わずにおさらい
昔々あるところに、子供がいないジジババがいたんだけど、ババアが川で洗濯中に川上からクソデカい「桃」が流れてきたもんだから、家に持ち帰ってジジイに切ってもらったら、中から「赤子」が生まれて、桃から生まれたから「桃太郎」だね、なんて二人で言って笑って、桃太郎も笑って、そこからスクスクと身体と正義感が育っってったんだけど、「鬼」が村で悪さをしているからって、「鬼退治」に行くとか言い出して、ジジババは心配ではあるけど腕っ節は強いのはわかってるから、空腹時にでも食えとババアお手製の「きびだんご」を持たせたんだけど、道中の「犬と猿とキジ」にあげたらお礼に鬼退治を手伝ってくれることになって、ありがてぇありがてぇって仲間とともに「鬼ヶ島」に乗り込んで、鬼をフルボッコにして宝を取り返して村に戻ってめでたしめでたし。
って話ね。
ツッコミとか考察とか言うただの妄想
てかさ、川からデカイ桃が流れてきたからって持って帰って食おうとする?
絶対に汚いでしょ? 表面だけこそげ取れば中身はイケルイケルとか思ってんのかよ怖いわ。
あ、そうそう。
前に川上から馬鹿でかい桃を良く一人で持って来れたなっていう論争を見かけたことがありますが、僕の個人的な妄想計算ではマジで微妙なラインで可能か不可能化の瀬戸際なんですよね。
まず、サイズを考えたら、赤子程度の大きさが入ってる桃。そしてその赤子を守るために分厚い果肉で覆われていますよね。
新生児の身長と体重を調べたところ、男の子は
身長:44.0~52.6cm
体重:2.10~3.76Kg
だそうです。
ピーーーンとなっているわけではないので恐らくは、少なく見積もっても直径35cm程度には収まり、重さも2.1Kg程とします。
直径35cmの生体を川の流れから守るためには、少なくとも3倍は必要だと思うので、
35+35+35+35で直径140cm。
そして、直径約10cm程の桃で果肉が詰まっているものは、重さが300g程らしいので、それも加えます。
桃太郎の分を抜かしたら、
35+35+35で直径が105cm、約3Kgです。
直径が140cmで重さが5.1kgって、ちょうどババアがいけるかいけないかの瀬戸際だと思うんですよね。 特に大きさ。
だから割とパワフルなババアなんじゃないかってことになります。
ほんで持ち帰ってからもやべー。
桃を切るってなったら中央からズドンでしょ? しかも140cmものデカイ桃よ? ジジイさ、よく包丁途中で止められたと思わない?
まぁそこはアイシールド21に出てくる金剛 阿含レベルの「神速のインパルス」で回避したとしましょう。
140cm5.1Kgの桃を1人で持ち帰るそこそこパワフルなババアと、神速のインパルスを持つジジイの元にやってきた赤子。
桃から生まれたから桃太郎
とか安直過ぎじゃない? キラキラネームもビックリでしょ。 絶対にイジメの対象だもん。
絶対に鬼退治の裏にはイジメ問題があったと思うね、うん。
イジメっ子たちを見返すために、友達のいなかった桃太郎は鬼退治に行くことを決めた気がするもん。
友達が居なさ過ぎて花とか虫とか動物とかと会話してたらいつしか意思の疎通ができるようになったとかだったら、道中の犬猿キジと会話できたのも頷けるし、そりゃ鬼とも会話できるわ。 うん、桃太郎イジメられっ子説だね。
で、桃太郎が持たせてもらったきびだんごね。
ただの団子だけでさ、命掛けられる? 無理じゃない? 僕なら無理だもん。
だから、多分、犬猿キジもイジメられていて、お礼と仲間を見返すために行こう!って誘われたことで付いてったんだと思うね、うん。
で、鬼ね。
まず、村で悪さをするって言っても、金品とか作物を奪うような悪さなわけですよ。
これは恐らく、村人をやっちまったら金品とか作物を手に入れられなくなるからっていう考えの下だと思うので、なかなか考えています。
そこまで考えられる鬼が、自分達を倒しに誰かがやってくるなんて思わなかったのか?
イジメられていたとはいえ、腕っ節は強い桃太郎という存在を知らなかったのか?
答えは否。
鬼は桃太郎の事情を知りつつ、桃太郎が鬼退治に来ることを知った上で、鬼サイドへ引き入れようとしていたのではないか。
そうじゃないと、道中に鬼の子分でもなんでも配置してRPGよろしく魔王城まで辿り着く前にやっつけるじゃないですか?
そうして鬼の目論見通り、無事に何事もなく鬼ヶ島へ到着した桃太郎一向。
そこで行われたのは、桃太郎軍団と鬼軍団の壮絶な戦い。
猿の引っかき、犬の噛み付き、キジの突っつき・・・
ショボくね??
絶対に鬼の方が強くね??
ってことで、この戦いは、読者のために一応の形式としての戦いとして行ったものと思われます。
きっと戦いの前には、調子に乗って先に海の向こうにある鬼ヶ島を偵察しに行ったキジを通して文通を行い、約束事が取り交わされたのでしょう。
文面は恐らくこういう感じです。
鬼「桃太郎さん、あなた方が来るのは既にわかっています。あなたの境遇もです。今まで辛かったですよね。そこで提案なのですが、我々の仲間になりませんか?こちらサイドとしても無用な争いはしたくないですし、こちらの軍勢とそちらの軍勢では力の差があり過ぎると思うのです。私達にも家庭があります。しかしこの風貌であることから、誰も手を貸してはくれず、奪うことしかできませんでした。もしも仲間になってくださるのであれば、形式のみの戦いを行い、我々は負けます。鬼はあなたが退治したということにしていただいても構いません。村ももう襲いません。その代わり、桃太郎さんが、2週に1度、我々のために食料を持ってきてはくださいませんか?その代わりに私達が村を外から見守っています。また、金品を奪ったところで、使い道がないことがわかったので、そちらはお返しします。(^^)
P.S.痛くしないでね(><)」
桃「おk。把握(^^)」
こうすることで、形式上の戦いを終えた桃太郎は、船に宝を積み、意気揚々と帰っていきました。
鬼を退治したということで桃太郎一向は村人や仲間からは崇め讃えられ、イジメも少なくなりました。
また、鬼も食料を手に入れることができ、桃太郎から作物を育てるということを学んだことで食糧難に悩まされることもなくなりました。
めでたしめでたし。
◆10/31の出費記録◆
エナジードリンク・・・208円
ファミチキヘルシー・・・180円
ナナチキ・・・198円
合計・・・586円